原料の安全について

　バイオ・ノーマライザーの原料となる青パパイヤは、パパイヤ科パパイヤ属の常緑植物です。原産地は中南米と言われ、16世紀、スペイン人によって発見され、カリブ海沿岸に伝わりました。
熱帯及び亜熱帯地域で栽培行われており、主な生産国はインド、ブラジル、ナイジェリア、インドネシア、フィリピンなどが挙げられます。日本へ輸入されるパパイヤのほとんどは品質の良いフィリピン産となっています。日本国内初の遺伝子組み換え農作物（GMO）として、ハワイ産のパパイヤも日本に輸入されています。ハワイで開発された遺伝子組換えパパイヤは科学的に審査し、問題が生じないことを確認されていますが、当社では使用していません。
ＧＭＯパパイヤか否かというだけでなく、バイオ・ノーマライザーは“生命力が詰まっているパパイヤ”のみを原料にしています。

1.青パパイヤの産地について　～農薬や化学肥料を使用しないオーガニック農園～

　世界最高のパパイヤ産国であるフィリピンの中でも名高い、バタンガス州産のパパイヤを無農薬で栽培しています。フィリピン特有の気候とバタンガス州の地形を把握しながら、年間を通じて高品質の青パパイヤを求めるよう生産設計しています。
また、自社のオーガニック認定農園は、まわりに工業廃水がないか、害虫が発生しやすい環境でないかを確認して開拓しました。農園全体を化学物質の汚染から守りながら、農薬や化学肥料を使用しない有機栽培を行っています。

2. 苗からこだわり、そして間違いがないように。

　ハワイ大学で開発された遺伝子組み換えパパイヤは、当初ハワイの農園らに適切な説明をせずに広めていったことがあったそうです。生産者の知らないところで、種や苗が商業性を優先されて売買されたらたまったものではありません。農薬を使用せずに丹精に育てたパパイヤが遺伝子組換えパパイヤだと知った時の落胆はひどかったでしょう。
当社で使用する青パパイヤは全て自社のオーガニック認定農園で栽培したものです。種や苗もどこからを入手したものかすべて管理しています。また、抜き打ちでパパイヤのＤＮＡ検査を実施し、遺伝子組み換えパパイヤを完全に排除するよう徹底した指導を行っています。

3.オーガニック農園で働く優秀は農学者

　自社のオーガニック認定農園はコンプライアンスや製造工程の監査などトータル的な品質保証システムについて慎重に精査して当社の基準に合った高水準の品質を確保しています。また、整備や体制が整っていたとしても、肝心なのは、青パパイヤを育てるスタッフ一人ひとりの気持ちに他なりません。当社では農学を修めたものを中心にオーガニック栽培を行っています。

4. 自社実験農場で未来の農地づくりに挑んでいます。

オーガニック農園以外に自社の実験農場を所有しています。 リングスポット病（パパイヤの病気）への対策やさらに品質の良い青パパイヤづくりを目指しています。

5. FSSC22000、ＩＳＯ22000、ＨＡＣＣＰ、ＧＭＰに準拠した衛生管理・工程管理を実施。

　パパイヤ発酵食品のパイオニア企業として、安全・安心の面においてもお客様にご満足いただけるよう、ISO22000、HACCP、GMP の仕組みに則り、自社システムを構築しています。衛生管理・工程管理を万全にし、食品安全に関してお客さまからの信頼を頂ける商品を提供いたします。

6. 希望者には農園や工場の見学を行っています。